NCIS ネイビー犯罪捜査班 リロイ・ジェスロ・ギブス 声優:井上和彦さん
2003年に放送が始まった「NCIS ネイビー犯罪捜査班」
実際にアメリカ海軍に存在するという犯罪捜査班をテーマに
しています。
海軍ならではの専門用語や潜水艦、ネイビーヤードなどが
多く登場します。
アメリカでも最高視聴率を獲得するなど、大人気海外ドラマ
といってもいいでしょう。
日本ではFOX、スーパードラマTV、Dlifeで放送されています。
FOXでは最新シーズン15の放送が終了しています。
Dlifeではシーズン9の放送が8/16から開始します。
この大人気シリーズの主人公がマーク・ハーモンが演じる
「リロイ・ジェスロ・ギブス」です。
ギブスの吹替を担当されているのが
井上和彦さんといえば、「美味しんぼ」の山岡士郎や
アニメ「NARUTO」のはたけカカシ先生、
「夏目友人帳」のニャンコ先生:斑などの声優としてご活躍されています。
この2つの動画だけでも、振り幅が広すぎるのがおわかりいただけるかと・・・
ギブスは、「昔気質で、多くを語らず態度で語る」タイプ。
感情は外に出さないんだけど、チームや仲間を「家族」として
心から愛していてとっても大事にしているんですね。
和彦さんの吹替はこういう内なる感情をしっかり届けてくれるんです。
声優界きってのイケボイスなんて言われておりますが、
声質や声に込められた感情がギブスにしっくりハマるなと
ワタシ的には感じています。
容疑者には容赦なく怒りを向けるギブスですが、
吹替での取調室シーンではあまりの迫力に
「ご、ごめんなさい」と謝りたくなる時が多々あります。
NCISで好きなのは、オープニングの後に
チーム内での「じゃれあい」が入るところです。
トニー、ジヴァ、マクギー、ビショップ、クィン、ニック
歴代チームメンバーがわちゃわちゃしているところに
ギブスが絶妙なカットインを入れてくるんです。
ギブスの中では最上級のおふざけモード全開で、
NCISファミリーらしい雰囲気が一番感じられるシーンです。
和彦さんもこんな一面があるのかなぁ。
なんて、勝手に思ったりして。
NCISは字幕版の方が最速放送される放送局の都合があり、
どうしても最新シーズンは字幕で見ることになってしまいます。
吹替がリリースされる頃には
「あ?このエピソードってどうなるんだっけ?」と
適度に忘れている部分もあり(笑)
もう一度NCISを楽しむには絶妙のタイミングということに
最近気づきました。
私は、ずーーーっと字幕派だったんですが、
ここ数年は吹替版も観ています。
時間が倍かかるけれど、海外ドラマが今まで以上に
楽しくなってしまい、嬉しい悲鳴です。